1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
そして、そっと腕を緩め、私の顔を見つめて言う。



「私ね、未来のこと、付き合った1年間しか知らないの。

よっぽど蓮のことの方が詳しいわよ。


あの仕事で、こんな失敗した~とか、実は虫が苦手…とか。

未来が居ない10年間、ずっと傍で励ましてくれたのは、蓮や美咲ちゃんや、祐太くんなんだもん。


でも…真紀ちゃんは違うでしょう?

10年間、未来の傍で、未来を見てきたんでしょう?



じゃあ…これからも未来を支えてあげてよ。


私はさっきの往復ビンタで、すっきりしたから大丈夫!


それに…いっぱい支えてくれる人も居るから。


だから……


だから……もう真紀ちゃんも、苦しまなくていいんだよ。



そろそろ私……行くから……。

顔が腫れたくなかったら、すぐ冷やすのよ。


じゃあねっっ!!」


< 341 / 484 >

この作品をシェア

pagetop