恋愛小説のライバルキャラに転生したけど、死ぬのが嫌なので就職します。
「えっ!?」
驚いてレインを見る。
レインは情熱的な瞳で私を見ていた。
その瞳に吸い込まれそうになる。
頭の中は真っ白だ。
「メロディ、・・・メロディ・ランカーさんですね。私はレイン・グランベル。あなたを去年この喫茶店の前で見かけたときから、ずっと気になっていたんです。お友達からでいいので、付き合ってもらえませんか?」
悲しかった気持ちが一気に吹っ飛ぶ。
それと同時に私の顔が赤くなっていくのがわかった。
まさか・・・、まさかこんな展開になるなんて。
ぼうっとした頭の中で「自分の選択は間違ってなかったのね」とあの時の自分に感謝した。

