お前、可愛すぎて困るんだよ!
「じゃあ、妃莉……。
ほんとに……
碧くんに会えるんですか?」



さっきよりも、元気になってきた。



「会えるよっ♪
俺が……。
委員会のあと、そのカフェに、連れていってあげるから!」



「やった~。
うれしい~♪
ありがとうございます~っ!!」



つい、キャッキャッとはしゃいでしまった。



そんな妃莉の頭をぽふぽふっと撫でてから……。



センパイはにっこり笑って、こう言った。



「ま。
忙しい碧が、かまってくれるかどうかは……。
行ってみないと、わからないけどね~」
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