お前、可愛すぎて困るんだよ!
不思議そうな声を、小嶋センパイに落とす碧くん。



「えぇっ!?」



と叫びながら、顔をあげる小嶋センパイ。



「ひっど~い、碧!
俺たち、お客様なのに、ね~?
妃莉ちゃんっ」



そう言いながら妃莉の顔をのぞきこんで……。



小嶋センパイは、妃莉の制服をツンツンと引っ張った。



「そう言えば、追加情報で……。
チャラい男と一緒に並んでる……って言ってたな」



碧くんは、あごに少しだけ指をあてた。


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