奥さんは17歳!?

どこから、話を切り出していいのか分からないし、気持ち的に落ち着かない。



私が悩んでいる隣では、急に話し始めた。




｢初めまして金澤慶太と申します、お姉さん急なのですが、神奈さんを俺にください・・・そして・・・神奈さん達を任せてもらえないでしょうか？｣



｢・・・慶太さんはとても素敵な人だよ｣



｢・・・卓ちゃんと莉奈ちゃんは何って言ってるの？｣



｢喜んでいたけど・・・｣



｢だったら、いいんじゃないのかな？お姉ちゃんに反対する権利なんかないよ？だって、守れなかったんだから｣



お姉ちゃんはそう言って、微笑んだ。





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