愛、罠、キス。
何…これ……。
一体何が起こってるの?
「…っ!」
柔らかいものが唇を割って中に入ってきて、素早くあたしの舌を捕らえた。
ギュッと目を瞑り、彼のシャツも一緒に掴む。
「抵抗しないんだ?」
唇を離した彼がにやりと笑う。
「何が何だか分からなかっただけ!」
だから別に、あなたを受け入れたわけじゃない。
「なんならもう一回しとく?」
「え…何言ってっ…」
再び近づいてくる顔。
「イヤっっっ!」
………あれ?