SWEET LOVE*実話*
萌絵香の恋
月曜日の朝――。





今日の朝夕輝は寝坊したらしく、あたしは1人で登校。





ガラガラ……




教室のドアを開けた瞬間、教室の端で柚依と話していた萌絵香と目があった。




萌絵香は『待ってました!!』というような表情をしている。





(何…?)




あたしは教室のドアの前で固まる。




…。




「あー!!!!実玲だ!!実玲実玲実玲実玲実玲〜!!」




いきなり萌絵香があたしを指さして叫ぶと座っていた机からピョンとおりて、こちらに向かって走ってきた。





(な……。萌絵香みんなの注目の的になってるよ…。しかも机からおりた時、スカートがめくれて中にはいてたスパッツが見えたのは気のせい……?)




萌絵香はあたしの目の前で軽くジャンプすると腕を首に回してきた…。





「痛""ー!! ○×♪♀*^^!?(いきなり何!?)」





萌絵香の肩あたりで口を塞がれていて声がでない。





「ニュースだよ!!ニュースニュース♪」





やっと離してくれたかと思うと今度はあたしの両肩を揺さぶる。





「何!!もう朝からうるさい!!」





「うるさくないし〜。実玲、行くぞ!」
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