もう一度・・あなたと

歩き疲れて、ゆっくりしていると

携帯の着信音が・・・

私では無い。

飛鳥が、携帯をみて

‥‥‥‥‥‥と‥も‥か‥‥

と、口が動いた‥‥

‥‥だが‥中々でようと‥しない‥‥

「飛鳥?でなくて、いいの?」
と、言うと。

はっと、飛鳥は電話をとる
受話器越しに・・・
「きゃー、キャー、来ないで‥‥‥‥」

「智和‥ともか!!どうしたの?」

「あすかっ、彼がっ‥‥‥いる‥‥
‥‥‥‥‥‥‥こわいっ‥!!助けて‥‥‥」

「智和、直ぐにいくから。
明るいとこにいて!!
警察にも、連絡するから
待ってて!!!」
と、飛鳥は、
半ばパニックになりながら。

「智和が、危ない!
行ってくる。
レンは、ここで待ってて。」
と、私の返事も聞かずに
慌てて、行ってしまった。

飛鳥は、一度もレンを
省みることもなく
全速力で、走り車に乗りこみ
警察に電話しながら、
進まない道をイライラしていた。

なぜ、警察に捕まっていた
彼が、現れたのか
わからなかった。





怜音は・・

立ち去っていく
飛鳥の後ろ姿を
呆然と
見つめていた・・・


少しずつ落ち着いてくると
飛鳥が、行かないと
行けなかったの?
と・・・

智和は、心配でも、
私は‥‥‥
ここで‥‥
置いてきぼりで‥‥
‥‥‥‥‥平気なんだ。


やはり、飛鳥の心は、
智和だけなんじゃない。

なら‥‥‥どうして······

‥‥‥‥私に·····会いに来たの?

   ‥‥‥‥なぜ······

怜音は‥‥悲しくて‥‥

  胸が······つぶれそうだった‥‥‥
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