もう一度・・あなたと

やっと、智和の熱も下がり
一人で、寝起きが出来るようになったから、
俺達は、大学に行く事にした。

朝、智和を智和のアパートに送り
二人で大学に行き、
午後から引っ越しをする。

智和の両親が心配して、
アパートを変えることになった。

大学に行くと
怜音と透は居なかった。

その日は、智和の引っ越しもあり
バタバタしていて
怜音達の事を聞く暇もなく
大学を後にした。


無事に引っ越しも終わったが
智和はまだ、片付けがあるみたいで
俺は、自分のアパートに戻った。

なんだか、疲れてしまい
その日は、そのまま寝てしまった。



翌日、大学に行くと
やはり、怜音達の姿はなく、
教授に休んだこともあり話に行った。

すると、怜音と透は、
インターンに入ったと、言われた。

「君も、そろそろ
どこかに入らないといけないね」と。

怜音と透は、優秀だから
大学側の対応なんだと思ったが

なぜ怜音は、俺になにも、
言ってくれなかったのかと考え

怜音の携帯をならずが
つながる事はなかった。

メールもLINEも送るが返事はない。

インターンが、忙しいのだろうと
思っていたが、いつになっても
怜音から、電話もメールもLINEの返信も
届くことはなかった。