イイコでしょ?
「そんなに好きなら、好きな奴なんて無視して奪っちゃえばいいーじゃん。」





俺が何気なく言った一言で、まさか偽装結婚するとは思わなかった。













いよいよ社長の見合い攻撃が本格化し始めて、翔ちゃんもかなり焦りだした。





ある日、社長に呼び出された翔ちゃんが、何を思ったか、





「今から社長室に美希連れて来て!早く!」





と、崖っぷちに立たされた翔ちゃんの行動に、唖然とした。





こんな大胆な行動取れるクセに、告白一つ出来ねえなんて。





可笑しくて引くわ。





そんな強引に事を進めようとしたって、無駄に決まってる。






そう思ってた、が。






美希はこの偽装結婚を受け入れた。















好きでもねぇ相手と結婚するなんて。


玉の輿に乗りたかったのか…



単にバカなのか…



あんな顔してすげー性格悪りいのかも知れねぇ。








しばらくずっと、俺の美希の見る目は変わった。






お金好きの尻軽バカオンナ。





我ながらひでぇ(笑)





だってさ、翔ちゃんはこんなにも美希の事が好きなのに、他所向いてんだよ?





ムカつくでしょ。





そのうち不倫とかして翔ちゃんを泣かせんだろ。





んで、俺の仕事はまた増えんだよ。





溜まったもんじゃねぇ。





だけど…





色眼鏡を掛けて美希を見ていたおかげか、俺の中で色んな矛盾が湧いて出て。














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