同・棲・同・盟!
今更ながら恥ずかしさが込み上げてくる。
でも、「もうすっごいロマンチックなシーンをナマで見れて感激した!」というコメントをくれたトコちゃんは、実際もらい泣きしていた。
そんなトコちゃんの肩を抱いている新田さんからは、「勘違いが解消されてよかったよかった」と言われて。

日田さんが来る前に、「二人は勘違いし合ってる」って新田さんが言ってたのは、日田さんと私のことだったのか!

・・・と今頃気づいた私って、やっぱり「ニブい」のかしら・・・。

「大島ちゃん、今度はゆっくりしてってね。もちろん日田さんもご一緒に!」
「ありがとう。じゃあ新田は月曜日に」
「おつかれーっす!」
「あのっ!二人とも、お世話になりました!そしておつかれさま・・・っ!」

日田さんに手を繋がれた私は、日田さんから引っ張られるように、トコちゃん・新田さんのお宅を後にして、おうちに帰った。

大好きな日田さんと一緒に。
私を好きだと言ってくれた日田さんが運転する車で。

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