モデル姉さんのファンは弟くん
~圭
お姉ちゃんは僕にもたれかかるとすぐに寝息も立てずに静かに眠った。
「……。」
可愛いなぁ…めっちゃキスしたい。
「ちゅっ。」
ほっぺにキス、そして唇にも。
長く艶やかで綺麗な髪の毛を撫でて、指に絡める。
本当綺麗だな〜。
お姉ちゃんをぼーっと眺める。
ふわぁ〜…。何歳になっても車の振動って眠くなる。
ーー……いつの間にか僕も眠りに落ちてしまった。
「…きて……い!」
…ん〜…。
「着いたよー?起きて〜圭!」
「わっ……お姉ちゃん。」
「起こしてごめんね?圭も事務所に来て欲しいみたいで。」
「ううん、ごめ……っ!?」
お姉ちゃんが僕のシートベルトを外して膝枕をしてくれている。
ふにっとした柔らかさが顔に触れると思ったらお姉ちゃんの胸が…僕の頭にっ……!!
「お、おおっお姉ちゃん!!膝枕するのは僕だけにしてね!?わかった?」
起きてすぐにこれは…心臓がもたないって。
はぁ、暑っつ!
「え〜圭以外にする人いないよ〜。それより待たせてるからいこ!」
「もう!お姉ちゃんは男にもっと警戒心を持つべき!!いーっつも…。」
お姉ちゃんがむすっとほっぺを膨らませた。
えっやば、可愛いっ!
「それこそ、いつも圭は心配しすぎだよ。圭の方が可愛いから気をつけなきゃ!」
むくれた顔も可愛すぎる…って可愛さに浸ってる場合じゃない!
…いつもこう言うんだから。