初めてのファンは弟くん
「僕こそ何度も言ってますけど、モデルはやりません!」
こいつみたいな害虫を寄り付かないようにするのが僕の役目なのに、モデルになったら虫除けが疎かになる!
「あ〜てか、お前レイカの弟なの?ベタベタくっついて過保護にもほどがあるだろと思ってたら、彼氏じゃねえのかよ。」
「だから?僕がお姉ちゃんと仲良くしてて、なにかあんたに関係ある?」
「さっきからお前の態度イライラする。相手考えてから発言しろ。俺の親父がここの社長なんだけど?」
だめだ僕、こいつまじでめっちゃ嫌い!
「それにマネージャーやるのは俺が頼んだことじゃねえんだからさ、そんなに熱くなんなよ。」
こいつ絶対マネージャー向いてない!お姉ちゃんに近寄らせたらダメだ。
「はぁ〜疲れる。えっと、なんだっけ。あーそうだ。レイカにはこれからのスケジュールのこととか話すことあるからクソガキは向こうの部屋でお利口にしてな。」
「ちょっ、お姉ちゃん!!絶対行っちゃダメ!」
お姉ちゃんの腕にしがみつく。
「へっ!?」
放心気味だったお姉ちゃんが我に返った。
「僕がマネージャーになるから!あいつじゃお姉ちゃん嫌な思いするよ!」