そろそろ我慢の限界です
「我慢、しなくていいんでしょう?じゃあ、遠慮なくやらせてもらいます。」
先輩にキスをしようと顔を近づける。
だけど……
『初めまして、私伊藤 千夏です!』
『後輩くん、聞いて!この間、UFO見ちゃったの!!すごいよね!』
『要くんは私の大切な後輩なの。今までもこれからもずっと、ね。』
先輩の無邪気で純粋な表情や言動を思い出す。
こんな先輩に俺は何をしようとしてるんだ。
俺にこんなによくしてくれた先輩に自分の欲求ばかりぶつけるのか。
「すみません、先輩。」
キスする直前で思いとどまる。