ニセモノ彼女

「まだ冷たいね。」

「あぁ、そうだな。」

私は更に奥の方まで入って行こうとした。

靴下は脱いでたし、まだ スカートも水面にはつかないくらいだから もうちょっとなら 奥に行ってもいいかな⁇……って。

「花音、そんな奥 行こうとすんな。」

仁君にまた手を引かれたから、転けそうになっちゃった。

「……っと、悪りぃ。」

今 私は仁君の腕の中にいる。
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