ねがい
「あ、雨が降らなかったら、こんなに幽霊は暴れないの!?歩くのも大変なんだけど!」
あまりに足元がグラグラと動いて、歩く事もままならない。
手すりに捕まりながら歩く私の足に、うごめく手が掴んで来た。
「い、いやっ!離してよっ!」
突然の出来事に驚き、慌てて足を引く。
落ち着こうと立ち止まったのが間違いだった。
踏み外しても、転げ落ちても立ち止まっちゃダメだ。
せめてここを抜けるまでは……。
「コンナヒハ ユウレイガアバレル……」
何か気の利いたアドバイスでもしてくれるかなと思ったけど、さっき聞いたのと同じ言葉。
結局、何も解決策がないまま踊り場に到着した私は、どうにか幽霊の群れを抜ける事が出来た。
「アナタハ ドウシテ……」
「は、早く生徒玄関に行かなきゃ!南部君の自転車を借りて来たんだよね!」
少しでも気を抜けば、すかさず質問して来る。
心なしか、前回よりも質問される回数が多いような……。
それも、背後に憑いている幽霊が違うからだろうか?
だとすれば、まだ二階と三階の間なのに、こんなに質問してくる幽霊はハズレかもしれないな。
あまりに足元がグラグラと動いて、歩く事もままならない。
手すりに捕まりながら歩く私の足に、うごめく手が掴んで来た。
「い、いやっ!離してよっ!」
突然の出来事に驚き、慌てて足を引く。
落ち着こうと立ち止まったのが間違いだった。
踏み外しても、転げ落ちても立ち止まっちゃダメだ。
せめてここを抜けるまでは……。
「コンナヒハ ユウレイガアバレル……」
何か気の利いたアドバイスでもしてくれるかなと思ったけど、さっき聞いたのと同じ言葉。
結局、何も解決策がないまま踊り場に到着した私は、どうにか幽霊の群れを抜ける事が出来た。
「アナタハ ドウシテ……」
「は、早く生徒玄関に行かなきゃ!南部君の自転車を借りて来たんだよね!」
少しでも気を抜けば、すかさず質問して来る。
心なしか、前回よりも質問される回数が多いような……。
それも、背後に憑いている幽霊が違うからだろうか?
だとすれば、まだ二階と三階の間なのに、こんなに質問してくる幽霊はハズレかもしれないな。