すでに恋は始まっていた
私の震えに気づいたのか、近づいて来るのをやめた。


「あの…昨日は…ごめんなさい。傷つくこと言っちゃって。まさか、倒れるなんて思わなくて」


まさかの謝罪。


私は心底びっくりした。


「もういいよ。おかげで良いこともあったから。ただ、私の能力のことは…誰にも言わないで」


「わかった」


その一言でクラスの緊張感が一気に切れて、また教室が騒がしくなる。


私も自分の席に座った。


空を見ると雲1つない青空が広がっていて、まるで私を見守ってくれているみたい。


だけど…。


(なんだろう…嫌な予感がする…)

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