すでに恋は始まっていた
「あ〜あ、ばれちゃった」


「え!もしかして私のせい⁉︎泉ごめんね!」


葉月が必死に頭を下げて謝っている。


「いいよ。目を閉じること言うの私も忘れてたから」


ついには土下座までしようとする葉月を止めるのに泉も必死。


「…ねぇ、私の為…なの?」


「そうよ!秘密で計画してたのに〜」


少し拗ねた顔で遠くにある荷物らしきものを指差した。


その方向をみてみると、買い物袋がパンパンになって3つ。


(学校まで休んで準備してくれようとしてたんだ…)


「ありがとう!すごく嬉しい!」


私は天に舞い上がる気持ちになった。

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