すでに恋は始まっていた
「日菜!じゃあ受付をしてくれる?」


《人手が増えて助かったよ》


集計をしている疾斗・光・凛愛とは別で、1人で受付をしている圭介。


どこかから束になった紙とボールペンを持ってきて手渡された。


「これに必要事項を書いて、後ろにいる3人に渡して?それと」


次はピンクの紙を渡される。


「このプリントを渡すことを忘れないで。ルール説明とか書いてあるから」


「わかった!」


私は圭介の隣の椅子に座った。


「次の方〜こちらからもどうぞ〜」

< 215 / 363 >

この作品をシェア

pagetop