傷だらけの歌姫

渉side

ずっと思ってた。


俺には何かが無くなっていると……



だけどそれが記憶だなんて……。



それも俺の彼女は晴海美歌。





ズキッ……ズキッ。



あぁ……頭が破れそうだ。




大「わ……わた……わたる‼︎」




「はい!!!!」




大「どうした⁇

ぼーっとして。


体調悪いのか???」




「すみません。

頭痛がするので保健室に行ってもよろしいですか???」




大「いや、俺の部屋で寝るといい。」




「理事長室⁇」


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