傷だらけの歌姫

3人の生活

私はレストランでフルコースを楽しんでいたがトイレに行きたくなり向かった。




ドンッ




やばい……転んじゃう……





私はぶつかった相手に手を引っ張られた




「きゃっ……」




?「申し訳ございません。

よく前を見ていなくって。

お怪我はおりませんか?」



私はゆっくり顔をあげながら


「大丈夫です。

こちらこそすみません……⁉︎」




渉「美歌……??」




ギュッ




「いや!!!!


離して!!!!」




渉「断る。


美歌ごめん……


お前の気持ち考えなくって。」



えっ……??




「妊娠してるんだろ??


美歌……俺のために産んでくれ……」





「なんで……(泣)


だって……渉いらないって(泣)」





渉「ごめん……


あれはお前との2人きりの生活をまだ楽しみたいと思ったんだ。


だから決して子供がいらないとは思ってない……」







ギュッ



「渉のばかぁ……(泣)


私も……渉と2人きりの生活を楽しみたいけどこの子も大切。


だから……私とこの子のために生きてくれませんか??」





渉「当たり前。」



< 263 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop