動き出した、君の夏
「言ったろ?2人っきりになったら。って」
『う…ん…』

そうだね…まで言えなかった
恥ずかしくて、口開けない

「大会、明日もだろ?」
『……うん』
「頑張ってな」
『……夕も…頑張って…』

これだけは、言わないといけないって思った




「ん。さんきゅ」

ちゅ

今度は、短くおでこにキス
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