動き出した、君の夏
「にしてもさー」

裕樹が夕の隣の席に腰掛けた

「こんだけぶっちぎりだったら、今年はインハイで優勝できんじゃね!?」
「おー!すっげーこと言った裕樹!!」

瑞希は優勝のテンションなのか
裕樹が好きになったのか…言ったら殺される;
分かんないけどテンションを上げた

『そんな地区で優勝しただけで全国1位にはなれないよー^^;』
「いや、分かんねーよ?お前等去年は3位と5位だし」
「でもさー、マジで優勝できたら嬉しーよね♪」
『うん!日本1速い女子高生だね♪』
「頑張れよ!!」

夕の応援に、力強く頷いた

『じゃーあたし等、これから夏の終わりまでガンガン記録狙ってくんでー!!』
「応援よろしくー!!」

最終的に肩組んでバンドのライブみたいになっちゃった(笑


ショートスプリント季節到来!!
好きな人の応援も貰えたし、滑り出しから好調かも♪
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