琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
「聞いたわよ!!リューイと一緒になる事を決めたんですって!?」

次の日、クリネア様はテンション高めにお城へとやってきました。
どこからその話を聞きつけたのか、クリネア様の情報網は侮れません。


「おはようございます、クリネア様。・・・ええ、恥ずかしながら・・・」

「よ、良かったわーーー!!これで私はリューイと結婚しなくて済むのね!!ありがとう、本当にありがとうフィオナ!!大好きよ!!」

そう言ってクリネア様は私を勢いよく抱きしめました。
余程嬉しかったのか、抱きしめる力が強くて、く・・・苦しい。

< 232 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop