琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
部屋の中に入ると、自分の家の部屋の2倍以上はありましょうか、そのくらい広い部屋でした。

天蓋付きの寝台。
2人は軽く寝られそうです。

白の壁紙に、彫刻の入った白のチェスト、白のタンス、白いカーテン。
全て白で統一された部屋。


「フィオナをイメージして誂えた部屋だ。いい部屋だろう?」

「白のイメージですか・・・?私・・・」

「そうだ。純真無垢なその瞳、裏表の無い笑顔。君にピッタリだ」

自信満々に言いますね・・・。
食にがめつい卑しい女ですのに・・・。

「浴室は奥の右側の扉。私の部屋に通じる扉は左だ。一通りこの部屋には揃っている、何不自由なく生活出来るはずだ」

「はぁ・・・わかりました」

「気に入らないか?」

「・・いえ、むしろ申し訳なさ過ぎて」

お世話係としてこの城に来たのに、こんな恵まれた部屋を頂いていいのでしょうか。
後で罰が当たりそうだわ。

「さてフィオナの仕事内容だが、朝私を起こす事、私と一緒に食事をする事、後は必要に応じて私と一緒に行動する事、これだけだ」

「・・・それだけですか?」


「そうだ。簡単だろう」

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