覇狼



春「なっなんで俺?!/////」


『いや、流れ的に。』


京「なぁに嬉しそうな顔しちゃってんの」


春「うっせぇクソババア」


京「あぁん?」



おお…………めっちゃ似てる………


『たっちゃん!あのね!』

樹「どうした?」


『弟、葉月だったの!覇狼なの!』


樹「あ?ほんとか?」


『うん!!!やっと見つけた!今ね、一緒に住んでる!!』


樹「そうか………よかったな」


久しぶりにナデナデしてもらった。


春樹にすごい似てる。


『あとね!春樹とおんなじマンション!』


樹「あ?」


この"あ?"も完全一致ですな。


樹「おい、クソガキ。くぅに手出したらぶっ飛ばすからな。」


春「あ?うっせぇよクソオヤジ。余計なお世話だ」


あらら〜?あっという間に春樹の腕の中に確保された。


京「ヤキモチ〜?まだまだガキね!」


春「あぁ?」


この春樹の睨みにも全然動じないきょーちゃんカッコよすぎる………


樹「あ、くぅ。ソレは、やるよ」


『え?』


樹「ずっとつけとけよ」


『うん!!!』



たっちゃんに返すものは、ここを出るときに借りたネックレス。


それを今、たっちゃんからもらった、ということ。


嬉しくて胸のあたりをポンポンってした。




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