覇狼


倉庫に戻ると慌ただしく動く下っ端くんたち。


何事でしょうか………



琉「あっ!総長、おかえりなさい!」


直「総会の日程決めに、先代がいらっしゃってます!」


春「あぁ。」


下っ端くんたちが開けた道の先には、パソコンを持ったひーくんと、そわそわした葉月、それから不機嫌ないーくん。


あと、見慣れた後ろ姿が一人。


?「お前ら〜姫できたんだってー?」

紘「情報早いっすね…」


?「先代の情報網なめんなよ〜。で?どんなやつ?」


葉「あっ……と今は………」


?「あ?なに、見せらんねぇの?そんなブスなの?笑」


カチン。
 
?「それとも、デブ?笑 まぁそんなこと気にしねぇから見せろよ〜笑」


カチン。


誰が、ブスでデブだって?



春「は?おま、ちょ」


春樹に何か言われたけど知らない。


『ねぇ、誰に向かって言ってんのソレ。』


怒ったもんね。


?「あ?」


『随分な言われようだわぁ、私。ねぇ?ゆうくん。』


?「は?くぅ?」


『私、ブスでデブなのね。かなしぃなぁー。』


そんなこと言いながら、ゆうくんのことを蹴り続ける。

紘「えっ!?ちょ、くぅちゃん!?」


葉「あわわわわわわわ」



雄「イテッっちょ、イテェwwwww」



『ふん。』





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