空を見る理由

それから愛梨をベットに入らせて


僕は隣で今日の出来事を話していた。



教室に入ってきた先生が

上から落ちてきた黒板消しにあたって大変だったとか

竜也が彼女にベタベタだったよ 


くだらない話をずっとしていたら
もう夕方になっていた

僕はもうそろそろ悪いからって
帰ろうとしたすると、腕を引っ張られた


勢い余ってベットに倒れこむと


目の前には愛梨の可愛らしい顔があった


愛梨は顔を赤くして「行かないで」
っと目をそらした


そんな顔して言うものだから


気づいたら自分を抑えられなくなって

おでこにキスをした。


愛梨は赤くなった顔がもっと赤くなっていた

「分かったから、これ以上そんな顔するな。抑えられなくなる」


そう言って引っ張られた手を握り返した


すやすやと寝息を立てたころ


愛梨のお母さんらしいき女の人が来た



僕はお見舞いできただけなのでっと


その場を出て帰りますと言った。




帰り際玄関で

「あなた達は付き合っているわけじゃないのよね?」


なぜそう聞かれたのかその時はわからなかった。


けど、本当に付き合ってはいない



だから笑顔で「クラスメイトです」っと答えた


すると向こうも笑顔で「わざわざ有り難うね」




そう言われ僕は家を出た。

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