同居は大変?!~2~
それからしばらくして朝陽から今までのことを教えて貰った。
私が知らない間にそんなことが…。
私、能天気だったな。
「取り敢えず俺は昇んとこ行ってくる。
お前はここに隠れてろ!いいな?」
え?行っちゃう、の…?
私は無意識に朝陽の袖を掴んだ。
「一花…大丈夫だから。
俺を信じてるんだろ?
だったら信じて待ってろ」
………きっと大丈夫だよね?
朝陽だもん!
私はコクンと頷いて袖を離した。
朝陽は「じゃ、行ってくる」そう言って教室を出た。