超能力者も恋をする
「ま、窓ガラスが割れた?わ、私の部屋は…?」

「中は一部焦げちゃってる所があるみたいよー。修繕しないと駄目になるから、すみれちゃんしばらく住めないわよー!すみれちゃん困ったわねー、どうしましょう!?」

す、住めない?!
家がっ!私の家がっ!

頭の痛みが最高潮になって、すーっと血の気が引いてきてすみれはふらっと倒れて行った。
「間宮っ!」

加藤先輩の呼ぶ声が耳の端に聞こえたがそこですみれの意識はすーっと途絶えていった。
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