smile
♥×3



日曜日。
ピーンポーン...
優莉からの提案で差し入れを作ることにしたので朝から優莉が家に来た。
「さすが優莉...」
優莉の持ち物は女子力で溢れていた。
「言われたとおり材料は揃っております。」
「OK。まぁサッカー部のことなら私に任せなさい!」
「さすが頼れます先輩...笑」
「とか言って分かんなかったから昨日ずっと和くんに聞いてた笑」

「じゃあ行こうか!」
作ったはちみつレモンもちゃんと持ったし髪型も優莉がやってくれたから完璧!


試合会場には保護者や応援の人がいっぱいいた。
「あ、宮森さーん!!」
サッカー部が走ってきた。
「あ、中嶋もいたのか。ちっちゃくて見えなかったわ笑」
「そんなにちっちゃくないですー!
せっかく来てあげたんだから勝ちなさいよね?笑」
「どーせ聖矢だろ笑笑」
何も言い返せない私に代わって
「みんな応援してるから頑張ってね!」
と優莉が言った。
「はーーーーーい!」
やっぱ優莉はすごいな...笑

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