冬の約束
<<美彩side>>

「こちらがゲストルームBでございます。必要なものは揃えてありますので、ごゆっくりどうぞ。」

「ありがとうございます。あの.....1つ聞いていいですか?」

出ていく途中の有蔭さんは一度振り返った。

「はい?何でしょう。」

「なぜ、真夜さんと野月くんは、あんなに仲が悪そうなんですか??」

「申し訳ありません。それは私でもお答えしかねます。.....それでは。」

有蔭さんはそう言って、音もなく出て行ってしまった。

「よし!!荷物だそう。」

私の持ってきたキャリーバッグの1つに手をかけた。


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