今日も上からものを言う。





まぁ今日は平日と言うこともあって、幸い両親は仕事で家にいない。



私が男の子を家に連れて来たとなったら、きっと大騒ぎになっちゃう。





今まで龍くんしか家に入れたことないから。







「左の部屋!
リビングにいて」




永瀬くんは私の家をジロジロ見回していてすごく恥ずかしくなる。


たまたま昨日掃除機かけといて良かった。






永瀬くんはリビングに行くなり、ソファの真ん中にドカッと座る。




遠慮って言葉を知らないのか……。


いや、でもあの永瀬くんだから今までわがまま放大だったのは目に見えている。







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