思い出の中の君
新しい始まり

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バッ!!!!


「お姉ちゃん!今日から学校でしょ⁉︎入学式始まっちゃうよ!!」


ん....


何.....?


「ん...」

いつもは大人しいはずの妹柚依(ゆい)が慌てた顔で起こしに来た


えー、と、、、、


「んんんん ? 今日入学式じゃん!!やばい柚依今何時!?」


ベッドから降りて柚依に聞いた


「8時だよ」



やばーーーーい!!



初日から遅刻なんて嫌!!



鏡の前前に行き今日から三年間着る制服を着た



私が今日から通う鳳聖学園(おおとりせい)は、私なんかが通う所ではない。



超大金持ちが入る学園なんです。



何故その高校に庶民の私が入れるのかは



そこの理事長とお父さんが大の仲良しであるということ。



だから親がそこに行きなさいとのいうこと。



進路なんてわかんないし高校とかそこまで拘らないから良かったんだけど



まさか、こんな所に通うとは。



でも!!!少しここの制服に憧れを持ってたんだぁ!!



だって、ね?
だってね、すっごくかわいいんだよ!!


緑のワンピース型で、ブラウスとリボンの色は、


ピンク、水色、黄色自由なの!!



この制服が着れるなんて、夢みたい。



おっと...!!そろそろ行かないと間に合わなくなっちゃう










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