ミルト
俺は紙を
自分の目に近づけた。
でもやっぱり
同じことが書いてある。
『5日目:三年二組 桐山くん』
なぜだ。
俺は
参加していないはずだ。
それに
人を倒した覚えがない。
…ん?
いや、ちょっと待てよ。
5日目って金曜日だろ?
金曜日って確か、
姫喜が…。
そのとき
俺は頭に大きな衝撃を感じた。
先生のチョップだ。
…しまった。
今は授業中。
一番後ろだからって
要らん紙をのぞきこんでいたら不信に思われて当然だ。
「…すんません」
ボソッと言った。