ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

レオン目線

俺はこの魔界の王、

レオン・ヴィクトリー。


何もかも完璧な俺が……


今、目の前の女に手こずっている。


俺の先程の言葉で、

先ほどよりも青ざめて、あわれなことになっているようだ。


「……クソ……告白なんて…したことがないぞ……。

そんなに言うなら貴様らも手本を見せろ!!」


「……ふっ…仕方ないですね…

じゃあまず僕からいきますよ。」


名乗り出たのは騎士団長のグエン。

こいつは女の生き血が好きな変態だ。

女の落とし方を知っているかもしれない。


「よかろう。やってみろ。」

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