ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~
「…あ、ありがとうございます。
では、お言葉に甘えさせていただきます。」
「よし。では馬に乗れ。」
すると、突然嘉山さんがひょいっと馬に飛び乗って男の人に抱きついた。
「…おにーさん、かっこいいね~!!
アタシ超タイプだよ~!!」
す…すごい……嘉山さん…
これがコミュ力No.1の実力…!!!!
……でも、男の人は全く動じていない。
「……そんな事は知らん。
それより、お前も早く乗れ。」
男の人は顔色一つ変えず、
私を持ち上げてくれた。