涙の跡には【完】

過去を

嬉しいなんて、感情は
かなり前に捨てたと思ったのに……

それから、一言も喋らず、
海と疾風の部屋に越した


疾風「おっし、
やっとゆっくり優綺と話せる」


疾風は優しい

遭って2日も経ってないけど……
隠れた優しさがある


「で、何を聞きたい?二人は」

海「昔の………桜華の事
話したくないなら、いい。でも、少しでも優綺を知っておきたい」

疾風「………そういう事
下っ端の俺達に言っても意味ないと思うけど、優綺のこと知りたいんだ」


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