守られお姫様
翔「お父さんは嫌だ。俺はまだ絵音のことが好きだ。」




『え?なにを言ってるの?』




ありえないよ。




そんなことはない。




翔「本気だ。ずっと、あの時からずっと好きなんだ!」




『やめてよ。ここには大輝くんだっているのに。』




大輝くんは机に向かって仕事してた手を止めてこっちを見てる。




翔「いい。別に気にしない。」




『私が気にするよ!やめてよ…。今更なんなの?意味わからない。』




どうしよう。




頭の中がぐちゃぐちゃで冷静に考えられない。




やめてよ!




これ以上私を振り回さないで…!




翔「何度でも言う。好きだ。好きだ。大好きなんだ!」




ねえ、キャラ壊れたんじゃない?




翔がそんなこと言うなんてありえないもん。




翔「お願いだから信じてくれ…。」




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