守られお姫様
翔「絵音…。幼なじみまで辞めるって…どういうこと?」




『もうね、何もかも辛いんだ。翔から離れないと自分が壊れそうが怖い。』




翔「昔から絵音は自分より他人の事ばっかりで、自分が傷ついても平気だった。なのに今の絵音はおかしいよ。」




『おかしいって…何が?』




翔「さっきから聞いてると自分のことばっかり。前までの絵音じゃないよ。」




『前までの私って何?自分のことばっかりになるのは怖いからだよ。これ以上耐えられない。』




翔「そっか。分かった。絵音は自分のことしか考えなくなったんだね。そんな絵音は好きでも何でもないよ。最低。」




『…なんとでもいえばいいよ。』




翔「じゃあ、バイバイ。」




あーあ。




もっとスッキリと別れたかったけどしょうがないか。




これでも結構キツイなー。




やっぱり罰ゲームはしっかりとやるんだね。




私と付き合ったのも罰ゲームだもんね。




『バイバイ。』




このバイバイは別れるのもあるし幼なじみとしての終わりもある。




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