守られお姫様
『ううん。大丈夫だよ。ごめんね。心配かけちゃった。』




海「何もなければいいのですが。そういえば、1人増えた様ですね。」




『ああ!翔のこと?』




海「結構噂になってますよ。姫が騎士をたぶらかしたとか。姫は6人目をものにするつもりだとか。」




え?!待って待って。




その噂、両方とも嘘八百じゃん!



前者の方は翔と関係ない気がするんだけど。




海「その噂、本当ではないと俺は信じてましたけど。」




『ありがと。噂って怖いね…。ここが男子校で良かったと思ったよ。』




健「その男子校に1人女子いるけどねー。」




海「では、俺らは教室行ってますね。後ろからの目線が怖いので。」




『うん。本当、心配してくれてありがと。』




健人くんと海斗くんは教室に行った。




琉「絵音。」




『琉星くん?どうしたの?』




琉「聞いて欲しい話がある。屋上に来て欲しい。」




『うん。分かった。』




琉「ありがとう。」




『うん!あ、みんなが呼んでるから行こ?』




琉「ああ。」




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