守られお姫様
『駆眞…。勉強する気になれない…?』




駆「おう。だからさ、皆頑張ってるのに俺だけってのはあれだよな。俺、帰るわ。」




『えっ?!帰るの?』




駆「ああ。テス勉頑張れよー。」




ポンッと頭を軽く叩いて教室を、出て行ってしまった。




亜「あれ?駆眞帰っちゃった?勉強そんなに嫌なのかなー?」




優「そうなんじゃないー?前のテストだってろくにテス勉しなくってー、赤点ギリギリだったじゃんー。」




ああー、確かに。




ガラッ




翔「やっと今日の書類終わったー!」




『あ、翔。おつかれ。』




翔「うん。あれ?駆眞は?」




琉「あー。帰ったよ。」




「え?!」ってすごく驚いていた。




翔「勉強嫌いなの?」




『うん…。多分ね。』




翔「そっか。ね、もう今日は帰ろー?結構暗くなっちゃったから。」




その言葉で皆片付けを始めた。




私も片付けていると、




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