俺のこと、惚れさせるから
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「ハァ、ハァ…………」
私たちはとにかく走って走って、保健室の前で止まった。
…………通報されないかな。
「…………あ、あの」
「あ、ごめんっ」
誤解される前にフードとマスクとサングラスをとった。
「伊藤君、乱入しちゃってごめんね?」
「い、いや、別に」
伊藤君はまだ理解していないようだ。
「いきなり知らない人に連れさらわれて、びっくりしたよね。本当ごめん」