嘘ツキの世界
ワタシッテヤサシイ。

心の中でそう思いながら

ハサミを手にした。

そのハサミはとても大きくて

なんでも切れそうなハサミだった。

まずは足の指。

ジョキッ ジョキッ

いい音とともに晴香の指が

床に落ちていく

1.2.3.4.5.

全部が床に落ちたところで

「先生その指は今日の夕飯の
おかずにしましょ?」

おいしそうな指ね。

私たちが食べてあげるからね
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