極道に愛されて。

名前も知らない女に


《琉斗side》



いつもと変わらない一日がもうすぐ終わろうとしている


一般人とはかけ離れた生活をしているのは確かだが……



俺は堅気ではない



極道の世界で生きている




“若頭”それが俺の立場




そのせいで、恐れられ、少し顔がいいせいか、ケバい女にはモテる



そして、俺の右腕である珀の運転で帰宅していると、急ブレーキがかかった




「申し訳ありません 突然女が飛び出してきまして……。」




はぁ?女が飛び出してきた?


自殺か?

< 3 / 220 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop