キミがくれる、あるがまま。
プロローグ
その頃の私は、一人ぼっちだった。



孤独とゆう言葉がぴったりだった。



笑っていても、どこかで心が空っぽ。



クールビューティーなんて、クラスの人たちは言うけど、全然、そんな事はないんだ。



思いっきりゲラゲラ笑いたいし、大声を出して、色んなことを主張したい。






こんな私とは対照的に、キミはすごく魅力的に見えたんだ。




いつも、いつも心からの笑顔を振り撒いて、



無邪気な、ごまかさない、その笑顔を独り占めできたらって思うほど。




キミのことを嫌いな人なんて、誰ひとりいやしない。




私は、キミになりたいと思った。





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