Dilemma
第6刻・言葉ヴァイオレンスタイム
「ぐはああっ!!」

「志暢ぅぅぅ!!!」

高蔵は吐血しながら倒れた。



愛梨は目に涙いっぱい溜め、志暢の体をゆさゆさと揺すぶる。


「志暢っ志暢ー!!どうして…こんなことに…」


いつの間にか後ろに立っていた棗がポンと肩に手を置く。


「棗…」

棗は無言で志暢を前に手を合わせた。



全ての原因は10分前である。
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