寵愛の姫 Ⅱ【完】
ねぇ、神様。
あなたを
恨んで
憎んで
背を向けたけど
今は
私と暁を
出会わせてくれた事に
感謝します
つづく
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胸を焦がすような、
切なさを含んだ夢を見た。
立ち止まっていたかったのに、
暗闇に差した光が私を呼び起こし泡と消えていく。
一瞬、
眩しさに瞳が眩んだけど、
それはとても温かく優しいものでした。
茉莉、
あなたの胸の内を理解が出来なくてごめんなさい。
知らない事は罪。
漸く分かったの。
お互いが傷を抱えてたんだね。
まだ、やり直すには遅くないですか?
待っていて欲しいよ……。
半身をもがれる気配に
パチリと私の中で何かが弾ける。
はっと目を覚ましたら、自分の頬が涙で濡れていた。
探しに行こう。
比翼連理の羽翼を。
もう、手放したりしないから。
ねぇ、
……私の声はあなたにちゃんと届いていますか?
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時に戸惑い
迷いながらも一歩ずつこの道を進んできた。
決して平坦ではなかったけど、
真っ直ぐに前だけを見つめて大地を踏み締める。
私が落ち込んだなら励まし、
笑ったいたならあなたは一緒に笑顔になって
2人で沢山の思い出を作ったね。
この胸に
記憶の中にいつまでも色褪せる事なくずっと輝き続けているよ。
それは、
自分の歩んできた歴史で足跡。
忘れたくない。
どんな事をしても………。
愛された事実も。
生まれてきた意味さえ、
覚えていたいの。
例え、痛みを伴ったとしても構わない。
今、原点に帰ろう。
向き合う強さと
勇気を与えてくれたあなたに。
――ーー私の全てを捧げます
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何時からだろう。
“私達”にこんなにも差が出来てしまったのは。
何時からだろう。
あなたが私の“物”に執着し、
欲するようになったのは。
始まりは一緒だったはずなのに。
今はこんなにも遠い。
誰よりも近い存在で、尊い片割れだったのに。
一体、どこで間違えた?
私の持ち物は、今は全てが“あの子”の手の中。
物や友達。
親の愛情も。
そして、私の名前さえも。
私の手の中から、
何もかもがぼろぼろと零れ落ちていく。
それならば一層、もう何も望まない。
そう、思っていた。
ーーーー思っていたのに……。
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