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「ありがとうございましたー!」

いかにもマニュアルに書いてあるかのような台詞を後ろに足早に店を出る。

手には、ゲームを持ち駅へ足早と歩く。

「ふっふっふふーん」

陽気に鼻唄を歌いながら家へ向かう。

周りには、喜んでる人と悲しんでいる人がたくさんいた。喜んでる人はおそらくゲームが買えた人で、悲しんでいる人は買えなかった人だろう。自分は喜んでる側の人間だった。

正直言うと、家まで我慢出来なかったけど、携帯でもいじって抑え込んだ。

「ただいまー」

と、言いつつ自分の部屋に足早と駆け込み、早速買ったゲームをあけだした。
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