君とまたあの空の下で。
それからしばらく涙が止まらなくて、
店員さんやお客さんにすごい見られてた気もするけど、周りを見渡す余裕なんかこれっぽっちもなかった。




それからしばらくして



「夏、海にでも行こうか。」



美樹はそう一言告げて、
「お会計してくるから外で待ってて」
と小走りで行ってしまった。




私は涙を止めるのが精一杯だった・・・
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